大浦中学校で職業理解「私もなりたい!」
本校は3月22日、リハビリテーションという職種を早いうちに体験することで、理解を深めてもらおうと長崎市立大浦中学校で職業体験を伴った出張授業を実施した。
授業を受けたのは中学1年生の30人で、同校のキャリア教育の時間を使って行われた。
一時的に身体の柔軟性を増すことができる「セルフストレッチ」を体験した生徒からは、「ほんとに柔らかくなった」と驚きの声が起きていた。また臨床現場でも実際に使われているリハビリの一つで、ばらばらにちぎった新聞をつなぎ合わせる「新聞パズル」では、「これは頭のリハビリなる」とてこずりながらも初めてのリハビリ体験を楽しんでいた。
同校ではこれまで積極的にキャリア教育に取り組んできたがここ数年は新型コロナウイルスの影響によって実施できていなかった。今回の取り組みは生徒にとっても新鮮に映ったようで、早くも「私もなりたい!」という声も聞かれた。
教壇に立った本校の韋傳春副校長は「いろんな体験をして、自分の目標を見つけてほしい」と締めくくり、子どもたちに目標に向かう大切さを説いた。
本校では今後も積極的に若年層への職業理解を求めていく構えだ。本年度も長崎市内の公立中学校全校に対して市教育委員会を通した上で、出前講座を案内している。授業内容や方法についてすり合わせたうえで、様々な形で開催が可能だ。
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