新1年生へ生活安全指導「SNS投稿に気をつけて」
本校は19日、長崎警察署生活安全課から講師を招き生活安全指導を実施した。新1年生を対象としたこの取り組みは、学生が生活トラブルに巻き込まれることがないようにと毎年5月に行われる本校恒例行事となっている。
約80名の学生の前に立った河渕成史(こうぶち・あきふみ)巡査長は「新生活に慣れて心に余裕ができ始めると、生活トラブルに巻き込まれやすくなる」と前置きしたうえで、若年層の利用頻度が高いinstagramやTwitterなどのSNSでは自宅付近の風景写真の投稿が居住特定に繋がり、投稿者がつきまといの対象者になることもある」と自身の個人情報の取扱いに注意を促した。
また、「つきまといの被害にあったら、まずは警察に来てほしい。つきまとい行為が反復されることでストーカー行為と認定する」と早めの相談を呼び掛けた。
このほか、全国的に横行している特種詐欺への警戒や、今年度から道路交通法で努力義務となった自転車乗車の際のヘルメット着用についての説明も併せて行われた。
指導の後半には、長崎市職員が壇上に立ち、一人暮らしを始めた学生などに長崎市のゴミ捨てのルールなどを説いた。
市では現在、スプレー缶を破棄する際には、爆発の危険性もあることから穴を空けずに、最後まで使い切ってからゴミに出すよう啓蒙しており、指導を受けた新1年生はタブレットで熱心にメモを取りながら、話を聞いていた。
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