院外から初の講師 本校教員が貞松病院「院内勉強会」で講義 ~実践的な電気刺激療法を指南〜
院外から初の講師
本校教員が貞松病院「院内勉強会」で講義
~実践的な電気刺激療法を指南〜
理学療法学科教員の森健次郎先生は7月30日、医療法人慧明会 貞松病院(大村市)の「院内勉強会」に講師として招かれ、オンラインで参加した。
この勉強会は月1回の頻度で同病院で開催されているが、外部から講師が参加するのは10年以上の歴史の中で今回が初めて。
森先生の講義テーマは「電気刺激療法入門〜基本原理と臨床適用〜」。WEB会議ツール(ZOOM)を活用して、30分間、長崎医療技術専門学校からモニター越しに約20人の病院職員に対して講義した。
森先生は講義の中で、「臨床で役に立つように」と電気治療に関する実践的な指導を中心に行い、「パラメーター設定の数が多いことで、電気治療を敬遠しがち」と、セラピストが臨床現場でぶつかる課題を指摘し、目的に応じた設定方法や、その際の注意事項について説明した。
また、電気治療は疾患問わず機能的アウトカムの改善がみられる治療法だとして、臨床現場における電気治療の更なる活用を提案した。
医技専の韋傳春副校長(理学療法士)は、「本校教員の知識が、臨床現場からも求められている。今後も機会があれば、臨床現場からの様々な要望に応えていきたい」と意気込んだ。